JT3-A02|歴史総合・日本史探究 対策問題
青森県にあり、大型掘立柱建物跡や長期間の定住の跡が見つかった縄文時代の大規模集落遺跡はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
三内丸山遺跡
背景・因果
青森県の三内丸山遺跡は縄文前期〜中期の大規模集落で、直径約1mの柱穴を持つ大型掘立柱建物跡、クリ林の管理栽培の痕跡、遠隔地産の黒曜石やヒスイが見つかった。「縄文=小規模で移動的」という従来のイメージを塗り替えた遺跡である。
覚えるポイント
共通テストは「縄文にも定住・交易・栽培があった」という学説の更新を資料で問うのが好き。ただし本格的な水稲耕作は弥生からである点は変わらない。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「岩宿遺跡」
岩宿遺跡は群馬県の旧石器時代遺跡で、関東ローム層から打製石器が出土した。青森県の縄文集落ではない。
② ❌ 誤答「板付遺跡」
板付遺跡は福岡県にある縄文晩期〜弥生初期の水田・環濠集落で、初期稲作を示す。大型柱穴を持つ青森の縄文集落とは異なる。
③ ❌ 誤答「唐古・鍵遺跡」
唐古・鍵遺跡は奈良県の弥生時代の大規模環濠集落で、楼閣を描いた土器などが出土した。青森県の縄文遺跡ではない。
④ ✅ 正解「三内丸山遺跡」
青森県の三内丸山遺跡は縄文前期〜中期の大規模集落で、大型掘立柱建物、クリの栽培、遠隔地交易の痕跡を持つ。縄文社会の定住性を示した。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。