JH-A1-06歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(1) 黎明期の日本列島と歴史的環境

縄文時代の始まりごろの生活の変化と、その背景の組合せとして最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

気候の温暖化を背景に、弓矢による中小動物の狩猟や土器による煮炊きが始まった

背景・因果

約1万数千年前、氷期が終わって温暖化すると大型動物が減り、シカ・イノシシなど動きの速い中小動物を狩る弓矢が発達した。土器の使用で煮炊きが可能になり食料の幅が広がり、定住的な生活が進んだ。環境の変化と生活・道具の変化を結び付けて問うのが定番。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「気候の温暖化を背景に、弓矢による中小動物の狩猟や土器による煮炊きが始まった」。氷期後の温暖化で大型動物が減ると、シカやイノシシなどを狩る弓矢が発達した。土器による煮炊きも食料利用を広げ、定住化を支えた。

  • 混同防止「気候の寒冷化を背景に、マンモスなど大型動物の狩猟が盛んになった」:寒冷な氷期にマンモスなどの大型動物を追った生活は旧石器時代の特徴である。縄文時代の開始期は温暖化と中小動物の増加に対応する。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「気候の温暖化を背景に、弓矢による中小動物の狩猟や土器による煮炊きが始まった」
氷期後の温暖化で大型動物が減ると、シカやイノシシなどを狩る弓矢が発達した。土器による煮炊きも食料利用を広げ、定住化を支えた。

② ❌ 誤答「気候の寒冷化を背景に、マンモスなど大型動物の狩猟が盛んになった」
寒冷な氷期にマンモスなどの大型動物を追った生活は旧石器時代の特徴である。縄文時代の開始期は温暖化と中小動物の増加に対応する。

③ ❌ 誤答「稲作の開始を背景に、環濠集落がつくられるようになった」
水稲農耕と環濠集落は弥生時代を特徴付ける。狩猟・採集と土器使用が中心の縄文時代開始期の変化ではない。

④ ❌ 誤答「鉄器の普及を背景に、農具の改良が進んだ」
鉄器の普及と鉄製農具の利用は弥生時代以降の出来事である。縄文時代の開始期には磨製石器・弓矢・土器が主要な識別点となる。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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