JT3-A05|歴史総合・日本史探究 対策問題
佐賀県にある、二重の環濠や物見やぐら跡を持つ弥生時代の大規模環濠集落はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
吉野ヶ里遺跡
背景・因果
佐賀県の吉野ヶ里遺跡は、二重の環濠と物見やぐら跡、首のない人骨や矢を受けた人骨が見つかった弥生時代最大級の環濠集落である。防御施設と戦傷人骨は、『漢書』地理志や『魏志』倭人伝が伝える「倭国乱」の時代を裏付ける資料とされる。
覚えるポイント
「環濠・武器・戦傷人骨=ムラからクニへ、戦いの時代」という考古資料と文献(倭国乱)の突き合わせが共通テストの典型的な問い方。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「吉野ヶ里遺跡」
佐賀県の吉野ヶ里遺跡は二重の環濠、物見やぐら、戦傷人骨などを持つ弥生時代の大規模集落である。集落防御とクニの形成を示す。
② ❌ 誤答「登呂遺跡」
登呂遺跡は静岡県の弥生後期の水田・住居跡で、農村生活の復元で知られる。佐賀県の二重環濠集落ではない。
③ ❌ 誤答「三内丸山遺跡」
三内丸山遺跡は青森県の縄文時代の大規模集落で、弥生の環濠・物見やぐらを特徴としない。時代も所在地も異なる。
④ ❌ 誤答「岩宿遺跡」
岩宿遺跡は群馬県の旧石器時代遺跡で、打製石器が出土した。佐賀県の弥生環濠集落とは時代が大きく異なる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。