JT3-A20歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

平安初期に唐から帰国し、天台宗と真言宗をそれぞれ開いた僧の組合せとして正しいものはどれか。

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正解: 4

正解

最澄・空海

背景・因果

ともに804年の遣唐使で入唐した最澄は帰国後に比叡山延暦寺で天台宗を、空海は高野山金剛峯寺で真言宗を開いた。加持祈禱で現世利益を求める密教は貴族社会に広く受け入れられ、山岳寺院や神秘的な密教美術が発達した。

覚えるポイント

「最澄=天台=比叡山延暦寺」「空海=真言=高野山金剛峯寺(教王護国寺も)」の組合せ入れ替えが定番。奈良仏教(鎮護国家・都市の大寺院)との対比も。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「空海・最澄」
順序が逆である。空海は真言宗、最澄は天台宗なので、「天台宗と真言宗をそれぞれ」の順には最澄・空海となる。

② ❌ 誤答「行基・鑑真」
行基は奈良時代に民衆教化と社会事業を行い、鑑真は唐から来て律宗を伝えた。平安初期の天台宗・真言宗の開祖ではない。

③ ❌ 誤答「法然・親鸞」
法然は浄土宗、親鸞は浄土真宗を開いた鎌倉新仏教の僧である。最澄・空海より約四世紀後に活動した。

④ ✅ 正解「最澄・空海」
804年の遣唐使で学んだ最澄が天台宗を、空海が真言宗を開いた。比叡山延暦寺と高野山金剛峯寺という拠点の対応も重要である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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