JT2-A27歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

10世紀に「市聖」と呼ばれ、京の市で念仏を勧めた僧はどれか。

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正解: 2

正解

空也

背景・因果

空也は10世紀半ば、京の市で庶民に阿弥陀仏の念仏を勧め「市聖」と呼ばれた。源信は『往生要集』で往生の方法を理論化し、浄土教は貴族から庶民へ広がっていった。

覚えるポイント

空也(実践・布教)と源信(理論・著作)の役割分担。行基(奈良時代)との時代の混同にも注意。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「行基」
行基は奈良時代に民間布教や社会事業を行い、東大寺大仏造立にも協力した。10世紀の「市聖」ではなく8世紀の僧である。

② ✅ 正解「空也」
空也は10世紀半ばに京の市で庶民へ念仏を勧め、「市聖」と呼ばれた。実践的な布教を担った点で、『往生要集』を著した源信と区別できる。

③ ❌ 誤答「源信」
源信は985年に『往生要集』を著し、極楽往生の方法を説いた天台僧である。「市聖」と呼ばれて市中で布教した人物は空也である。

④ ❌ 誤答「空海」
空海は9世紀初めに真言密教を伝え、高野山金剛峯寺などを開いた。10世紀の浄土教布教者である空也とは宗派・時期が異なる。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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