JH-A3-17|歴史総合・日本史探究 対策問題
11世紀の前九年合戦・後三年合戦が源氏に与えた意味として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
東北の戦乱を鎮めたことで、源氏が東国武士との主従関係を深める契機となった
背景・因果
前九年合戦(源頼義・義家が安倍氏を平定)と後三年合戦(義家が清原氏の内紛に介入)を通じ、源氏は東国武士との主従的な結び付きを強めた。後三年合戦後に奥州藤原氏が平泉で栄える。頼朝の挙兵時に東国武士が源氏に従う土壌として説明される。
覚えるポイント
核となる対応:「東北の戦乱を鎮めたことで、源氏が東国武士との主従関係を深める契機となった」。源頼義・義家が東北の戦乱に関わった前九年・後三年合戦を通じ、源氏は東国武士との主従的結合を強めた。後の源頼朝挙兵の土壌となる。
混同防止「源氏はこの戦いに敗れて滅亡した」:源氏は両合戦で滅亡せず、とくに源義家の武名が東国で高まった。源氏の滅亡は選択肢の因果と逆である。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「東北の戦乱を鎮めたことで、源氏が東国武士との主従関係を深める契機となった」
源頼義・義家が東北の戦乱に関わった前九年・後三年合戦を通じ、源氏は東国武士との主従的結合を強めた。後の源頼朝挙兵の土壌となる。
② ❌ 誤答「源氏はこの戦いに敗れて滅亡した」
源氏は両合戦で滅亡せず、とくに源義家の武名が東国で高まった。源氏の滅亡は選択肢の因果と逆である。
③ ❌ 誤答「この合戦により源氏は西国に基盤を築いた」
合戦の舞台は東北で、源氏が結び付きを強めたのも東国武士だった。西国を主要基盤にしたという地域対応は誤りである。
④ ❌ 誤答「合戦の勝利により源氏はただちに幕府を開いた」
合戦は11世紀で、鎌倉幕府成立は源頼朝の時代の12世紀末である。勝利後ただちに幕府が開かれたわけではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。