KZ-R7T-10|歴史総合・日本史探究 対策問題
表は遷都と東北地方に関する政策を対応させたものである。「出羽国の設置(712年)」と同時期の遷都、「平安京遷都」後の東北政策の組合せとして正しいものはどれか。

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正解: 4
正解
平城京遷都 ― 蝦夷との戦争の停止
背景・因果
出羽国設置(712年)は**平城京遷都(710年)**の直後。平安京遷都(794年)後には、徳政論争(805年)で軍事と造作の停止が決まり蝦夷との戦争は打ち切られた。遷都と辺境政策を対応させる年代整序の応用形。
覚えるポイント
出羽国設置(712年)→平城京遷都(710年)の直後、という年号の近さで解く。平安京遷都後は徳政論争(805年)で蝦夷との戦争を停止。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「平安京遷都 ― 阿倍比羅夫の派遣」
阿倍比羅夫の北方遠征は斉明朝の7世紀半ばで、794年の平安京遷都より一世紀以上前である。平安京遷都後の政策には当たらない。
② ❌ 誤答「藤原京遷都 ― 多賀城の設置」
多賀城の設置は724年で、694年の藤原京遷都よりも710年の平城京遷都後に位置する。藤原京と組み合わせるのは年代がずれる。
③ ❌ 誤答「長岡京遷都 ― 出羽国の設置」
長岡京遷都は784年だが、出羽国の設置は712年で約70年前である。同時期の遷都は710年の平城京遷都である。
④ ✅ 正解「平城京遷都 ― 蝦夷との戦争の停止」
出羽国設置の712年は平城京遷都の710年と同時期であり、平安京遷都後の805年には徳政論争を受けて蝦夷との戦争が停止された。表の二つの年代関係をともに満たす組合せである。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。