JT2-C17歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

元禄文化の美術について、人物と作品・分野の組合せとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

菱川師宣=浮世絵/尾形光琳=装飾画(琳派)

背景・因果

菱川師宣は『見返り美人図』で知られる浮世絵の祖、尾形光琳は俵屋宗達の画風を発展させた琳派の大成者(『紅白梅図屏風』)。野々村仁清の色絵陶器も元禄美術の華である。

覚えるポイント

浮世絵の「版画としての大量生産」は鈴木春信の錦絵(18世紀後半)から。肉筆の師宣と錦絵の春信の段階差が問われる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「菱川師宣=浮世絵/尾形光琳=装飾画(琳派)」
菱川師宣は浮世絵を版画として発展させ、尾形光琳は『紅白梅図屏風』など装飾性の高い琳派を代表した。元禄期の人物と分野が対応する。

② ❌ 誤答「狩野永徳=浮世絵/雪舟=琳派」
狩野永徳は桃山文化の金碧障壁画、雪舟は室町時代の水墨画を代表する。浮世絵・琳派との対応が誤っている。

③ ❌ 誤答「葛飾北斎=装飾画/歌川広重=水墨画」
葛飾北斎と歌川広重はいずれも化政文化期の浮世絵師である。北斎を琳派装飾画、広重を水墨画に割り当てるのは誤りである。

④ ❌ 誤答「運慶=浮世絵/快慶=琳派」
運慶・快慶は鎌倉時代の仏師で、写実的な仏像彫刻を制作した。近世の浮世絵や琳派とは時代・分野が違う。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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