JT3-C17|歴史総合・日本史探究 対策問題
元禄文化の作者と作品の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
井原西鶴・『日本永代蔵』
背景・因果
17世紀末〜18世紀初め、上方の町人を担い手とする元禄文化が栄えた。井原西鶴は浮世草子で町人の経済生活を描き(『日本永代蔵』『世間胸算用』)、近松門左衛門は人形浄瑠璃の脚本(『曽根崎心中』)、松尾芭蕉は蕉風俳諧(『奥の細道』)を確立した。
覚えるポイント
十返舎一九『東海道中膝栗毛』と小林一茶『おらが春』は化政文化(19世紀初め・江戸中心)。「元禄=上方」「化政=江戸」の担い手と時期の対比が最頻出。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「十返舎一九・『東海道中膝栗毛』」
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』は19世紀初頭の化政文化を代表する滑稽本である。元禄文化ではない。
② ❌ 誤答「近松門左衛門・『おらが春』」
近松門左衛門は『曽根崎心中』『国性爺合戦』などを書いた人形浄瑠璃・歌舞伎作者である。『おらが春』は小林一茶の俳諧文集である。
③ ❌ 誤答「松尾芭蕉・『南総里見八犬伝』」
松尾芭蕉の代表作は『奥の細道』である。『南総里見八犬伝』は化政文化期の滝沢馬琴が著した読本である。
④ ✅ 正解「井原西鶴・『日本永代蔵』」
井原西鶴は元禄文化の浮世草子作家で、町人の経済生活を描く『日本永代蔵』を著した。人物・時代・作品が正しく対応する。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。