JT3-B14|歴史総合・日本史探究 対策問題
書院造の代表とされる慈照寺銀閣・東求堂を建てた将軍と、その文化の名称の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
足利義政・東山文化
背景・因果
8代将軍足利義政は応仁の乱後、京都東山に山荘を営み、銀閣や、書院造の代表とされる東求堂同仁斎を建てた(東山文化)。禅の精神を反映した簡素幽玄な美意識のもと、枯山水の庭園(龍安寺石庭など)、雪舟の水墨画、侘び茶の原型が生まれた。
覚えるポイント
「義満=北山文化=金閣(公家文化と武家文化の融合)」「義政=東山文化=銀閣(禅・簡素)」の対比は文化史の最頻出。書院造は現代の和室の原型。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「足利義満・北山文化」
3代将軍足利義満と北山文化の対応は正しいが、義満が建てたのは鹿苑寺金閣である。銀閣・東求堂との対応が誤る。
② ❌ 誤答「足利義政・北山文化」
足利義政の文化は北山文化ではなく東山文化である。北山文化は義満期の公家・武家文化融合を指す。
③ ❌ 誤答「足利義満・東山文化」
足利義満は北山文化、足利義政は東山文化に対応する。人物と文化名が双方入れ替わっている。
④ ✅ 正解「足利義政・東山文化」
8代将軍足利義政は京都東山に慈照寺銀閣・東求堂を建て、東山文化を形成した。東求堂同仁斎は書院造の代表とされる。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。