JT3-B15|歴史総合・日本史探究 対策問題
足利義満の保護を受け、猿楽能を大成した父子はだれか。
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正解: 3
正解
観阿弥・世阿弥
背景・因果
大和猿楽四座の一つ観世座の観阿弥・世阿弥父子は、足利義満の保護のもとで猿楽能を芸術として大成した。世阿弥は『風姿花伝』(花伝書)で「幽玄」の美を理論化した。能の合間には風刺のきいた喜劇である狂言が演じられた。
覚えるポイント
「能=観阿弥・世阿弥=北山文化期」が基本。『風姿花伝』は資料問題の定番。能と狂言の関係(正劇と喜劇)も問われる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「尾形光琳・尾形乾山」
尾形光琳・乾山兄弟は江戸中期、琳派の絵画・工芸や陶芸で活躍した。室町の猿楽能を大成した父子ではない。
② ❌ 誤答「千利休・千宗旦」
千利休は安土桃山期に侘び茶を大成し、千宗旦は江戸初期にその系譜を伝えた。能の観阿弥・世阿弥とは芸能分野が異なる。
③ ✅ 正解「観阿弥・世阿弥」
観阿弥・世阿弥父子は足利義満の保護を受け、猿楽能を大成した。世阿弥は『風姿花伝』で幽玄や花の芸論を示した。
④ ❌ 誤答「運慶・快慶」
運慶・快慶は鎌倉初期の慶派仏師で、東大寺南大門金剛力士像を制作した。能の大成者ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。