KZ-R6HB-03歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 本試験(日本史B)

写真3の土器は底部に通気用の穴が開けられている。この土器の名称と用途の組合せとして正しいものはどれか。

KZ-R6HB-03の問題図版
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正解: 1

正解

甑・食品を蒸す

背景・因果

底に穴があり蒸気を通す土器は甑(こしき)で、米などを蒸すのに使われた。すすの付いた甕(かめ)(煮る道具)とセットで、古代の炊事の方法を実物から復元できる。

覚えるポイント

写真の注記(底の穴・すす)が決定的ヒント。穴=蒸気を通す=甑(蒸す)、すす=火にかけた=甕(煮る)。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「甑・食品を蒸す」
写真のように底へ穴を開け、下から蒸気を通して食品を蒸す土器を甑という。穴の位置と通気構造から用途を判断できる。

② ❌ 誤答「甕・食品を煮る」
甕は水や食品を入れて火にかけ、煮炊きや貯蔵に用いる器で、通常は内容物が漏れる底穴を持たない。底穴で蒸す器は甑である。

③ ❌ 誤答「須恵器の杯・酒を飲む」
須恵器の杯は酒や食物を盛る小型の器で、底に多数の通気穴を設けない。写真の形状は飲用器ではなく蒸し器を示す。

④ ❌ 誤答「土偶・まじない」
土偶は人の姿を表した祭祀・まじないに関わる土製品で、食品を入れる容器ではない。写真は人形ではなく底穴のある甑である。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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