JT3-C22|歴史総合・日本史探究 対策問題
江戸時代に普及した農具とその用途の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
千歯扱・脱穀
背景・因果
江戸時代には農具の改良が進み、深耕用の備中鍬、脱穀を飛躍的に速めた千歯扱、風力で籾殻やごみを選別する唐箕、揚水用の踏車などが普及した。千歯扱は「後家倒し」と呼ばれるほど労働生産性を高めた。
覚えるポイント
「備中鍬=深耕」「千歯扱=脱穀」「唐箕・千石簁=選別」「踏車=揚水」の対応入れ替えが定番。図(絵)で農具を見分けさせる図版問題も多い。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「備中鍬・選別」
備中鍬は刃が分かれた深耕用の鍬で、選別には用いない。穀物選別は唐箕の役割である。
② ❌ 誤答「唐箕・深耕」
唐箕は風力で籾殻・ごみと穀粒を分ける選別具である。土地を深く耕す道具ではない。
③ ❌ 誤答「踏車・脱穀」
踏車は人が踏んで水を汲み上げる灌漑用農具である。脱穀には千歯扱を用いた。
④ ✅ 正解「千歯扱・脱穀」
千歯扱は多数の歯で稲穂から籾をこき落とす脱穀具で、従来の扱箸より作業能率を高めた。農業生産力向上を示す農具である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。