KZ-R6HB-02歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 本試験(日本史B)

写真3は『群書類従』の版木である。この叢書を編纂した人物はどれか。

KZ-R6HB-02の問題図版
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正解: 2

正解

塙保己一

背景・因果

塙保己一は盲目の国学者で、古代以来の書物を集成した**『群書類従』を編纂し、和学講談所を設立した。写真の版木は、活字ではなく整版**(一枚板に彫る印刷)が近世の主流だったことも物語る。

覚えるポイント

『群書類従』=塙保己一(盲目の国学者)。写真の版木=整版印刷で、活字とは別方式という対比も読みどころ。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「新井白石」
新井白石は『采覧異言』『西洋紀聞』などを著し、正徳の治を進めた儒学者である。『群書類従』を編んだ人物は塙保己一である。

② ✅ 正解「塙保己一」
塙保己一は古代以来の文献を集めて『群書類従』を編纂し、その版木を残した国学者である。和学講談所を設けて文献の収集・校訂にも取り組んだ。

③ ❌ 誤答「本居宣長」
本居宣長の代表作は『古事記伝』で、『古事記』を国学の立場から研究した。『群書類従』の編纂者ではない。

④ ❌ 誤答「杉田玄白」
杉田玄白は前野良沢らとオランダ語の解剖書を翻訳し、1774年に『解体新書』を刊行した蘭学者である。古典叢書『群書類従』は編纂していない。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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