KZ-R6HB-01歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 本試験(日本史B)

写真2は17世紀前半の銅活字である。日本で活字印刷が本格的に行われる契機となった出来事はどれか。

KZ-R6HB-01の問題図版
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正解: 3

正解

朝鮮出兵の際に活字印刷の技術が伝わったこと

背景・因果

文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際に朝鮮の活字印刷の技術と道具が日本へもたらされ、慶長勅版などの活字印刷が行われた。ヨーロッパ経由の活版(キリシタン版)も同時期に伝わっている。

覚えるポイント

写真の年代表記(17世紀前半)+銅活字という組合せから、朝鮮出兵で伝来した活字印刷を導く。技術の伝来経路を問う型。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「ペリー来航で印刷機が輸入されたこと」
ペリー来航は1853年で、写真の銅活字より二世紀以上後である。近代的な印刷機の導入とは別に、日本の活字印刷は16世紀末から始まっていた。

② ❌ 誤答「明治政府が新聞を創刊したこと」
明治期の新聞発行は19世紀後半で、17世紀初めの銅活字を説明できない。朝鮮出兵後の活字技術が慶長期の印刷へつながった。

③ ✅ 正解「朝鮮出兵の際に活字印刷の技術が伝わったこと」
文禄・慶長の役の際、朝鮮から活字や印刷技術が日本へもたらされ、17世紀初めに慶長勅版などの活字印刷が行われた。写真の銅活字の年代と技術伝来の時期が一致する。

④ ❌ 誤答「遣唐使が唐から持ち帰ったこと」
遣唐使は7〜9世紀に唐の制度や仏教文化を伝えたが、写真の17世紀前半の活字印刷開始の契機ではない。この時期には木版印刷による経典などが中心だった。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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