KZ-R8T-05|歴史総合・日本史探究 対策問題
表のような海外観光旅行の大衆化が始まる前提となった、1964年の出来事はどれか。

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正解: 3
正解
海外観光渡航の自由化
背景・因果
1964年に海外観光渡航が自由化され(東京オリンピックの年)、高度経済成長による所得上昇とジェット機の普及が旅行の大衆化を支えた。変動相場制移行は1973年、プラザ合意は1985年。
覚えるポイント
1964年=海外観光渡航自由化・東京五輪・OECD加盟の年号セット。神武景気(1955〜57年)のような時期のずれた好況名が誤り筋として置かれる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「プラザ合意」
プラザ合意は1985年で、合意後の円高は海外旅行の増加をさらに促したが、1964年の出来事ではない。時期が約20年ずれる。
② ❌ 誤答「日中国交正常化」
日中国交正常化は1972年の田中角栄内閣下で実現した。1964年の海外観光渡航自由化とは対象国も制度の内容も異なる。
③ ✅ 正解「海外観光渡航の自由化」
1964年に海外観光渡航が自由化され、観光を目的とする海外旅行が制度上可能になった。所得上昇や航空交通の発達とともに、その後の渡航者急増の前提となった。
④ ❌ 誤答「変動相場制への移行」
固定相場制から変動相場制へ移行したのは1973年で、表の起点である1964年より9年後である。海外観光旅行の開始を直接可能にした制度変更ではない。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。