KZ-R8T-04歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和8年度 追・再試験

表は1964年以降の日本人海外渡航者数と渡航目的の割合を示す。1965年から1977年にかけての変化として正しいものはどれか。

KZ-R8T-04の問題図版
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正解: 4

正解

渡航者総数が約20倍に増え、観光目的の割合が3割弱から8割超へ上昇した

背景・因果

表では総数が16.3万人(1965年)→315.1万人(1977年)へ急増し、**観光の割合が29%→84%**へ上昇している。海外旅行が一部の人の特別な行動から大衆的な余暇へ変わったことを示す。

覚えるポイント

表は「総数」と「割合」の両方の変化を読む。総数約20倍+観光の割合29→84%という二重の変化が「海外旅行の大衆化」の中身。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「渡航者総数は減少し、商用の割合が上昇した」
渡航者総数は16.3万人から315.1万人へ大幅に増えており、減少ではない。商用の割合も観光の伸長に伴って相対的に低下した。

② ❌ 誤答「観光目的の割合は一貫して低下した」
観光目的の割合は29%から84%へ上昇しており、一貫した低下という説明は表の数値と逆である。始点と終点を比較する必要がある。

③ ❌ 誤答「渡航者総数は変わらず、目的の構成だけが変わった」
目的構成だけでなく渡航者総数も約300万人増えている。総数が変わらないという説明では16.3万人と315.1万人の差を説明できない。

④ ✅ 正解「渡航者総数が約20倍に増え、観光目的の割合が3割弱から8割超へ上昇した」
表では渡航者総数が1965年の16.3万人から1977年の315.1万人へ約19倍に増え、観光目的も29%から84%へ上昇している。総数と構成比の両方が海外旅行の大衆化を示す。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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