KZ-R7H-06歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験

同じグラフで、18世紀前半に年貢高が増えている。この時期の幕政と関係が深い政策はどれか。

KZ-R7H-06の問題図版
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正解: 3

正解

享保の改革での年貢増徴策

背景・因果

18世紀前半は享保の改革(1716年〜)の時期で、定免法の採用などによる年貢増徴が図られた。「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出る」という言葉が伝えられるのもこの文脈。グラフの山と改革の時期を重ねて読む。

覚えるポイント

1720〜40年代の年貢の山=享保の改革の増徴策(定免法)。グラフの山と改革の年代を重ねて読む練習をしておく。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「天保の改革の株仲間解散」
天保の改革で水野忠邦が株仲間解散を命じたのは1841年である。享保期の年貢増徴より約一世紀後の政策で、設問の時期に合わない。

② ❌ 誤答「松方財政の緊縮」
松方財政は明治政府の松方正義が1880年代に行った緊縮・紙幣整理である。江戸幕府領の18世紀前半の年貢高とは時代も制度も異なる。

③ ✅ 正解「享保の改革での年貢増徴策」
18世紀前半は徳川吉宗による享保の改革の時期で、定免法の採用など年貢増徴策が進められた。グラフの1720〜40年代の年貢高上昇と年代が重なる。

④ ❌ 誤答「寛政の改革の棄捐令」
寛政の改革は松平定信が1780年代末から行い、棄捐令は旗本・御家人の札差への借金を整理した。グラフで年貢高が増す18世紀前半より後である。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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