JT3-B01歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(1) 中世への転換と歴史的環境

源頼朝が1185年に朝廷から設置を認めさせたものの組合せとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

守護・地頭

背景・因果

平氏滅亡後の1185年、頼朝は義経追討を名目に、国ごとに守護、荘園・公領ごとに地頭を任命する権利を朝廷に認めさせた。守護は大犯三カ条(大番催促・謀反人と殺害人の逮捕)を職務とし、地頭は年貢の徴収・納入と土地の管理にあたった。

覚えるポイント

幕府成立年は「1185年(守護・地頭)」と「1192年(征夷大将軍)」の複数の画期で考えるのが現在の主流。守護と地頭の職務の入れ替えが定番の引っかけ。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「国司・郡司」
国司・郡司は律令制下で国・郡を統治した古代以来の地方官である。頼朝が1185年に新設・任命権を得た武家の職ではない。

② ❌ 誤答「勘解由使・検非違使」
勘解由使は桓武朝の国司交替監査官、検非違使は平安京の警察・裁判を担う令外官である。いずれも平安前期の朝廷機関である。

③ ❌ 誤答「六波羅探題・鎮西探題」
六波羅探題は承久の乱後の1221年に京都へ、鎮西探題は1293年に博多へ置かれた。1185年の頼朝の設置権とは年代が異なる。

④ ✅ 正解「守護・地頭」
源頼朝は1185年、源義経追討を名目に国ごとの守護と荘園・公領ごとの地頭を任命する権利を朝廷に認めさせた。鎌倉幕府の全国支配を示す画期である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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