JT2-A14|歴史総合・日本史探究 対策問題
「遠の朝廷」と呼ばれた大宰府の役割として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
西海道の統轄と外交・防衛の窓口
背景・因果
大宰府は九州(西海道)の統轄と、外交使節の応接・防衛を担い、「遠の朝廷」と呼ばれた。白村江後には水城・大野城がその防衛のために築かれた。
覚えるポイント
東北経営の拠点は多賀城。西の大宰府・東の多賀城という辺境支配の両翼で整理する。菅原道真の左遷先でもある。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「京都の警備」
京都の警備には平安期の検非違使や鎌倉期の六波羅探題などが関わった。大宰府は京都ではなく九州に置かれた西海道統轄機関である。
② ✅ 正解「西海道の統轄と外交・防衛の窓口」
大宰府は九州の西海道を統轄し、外交使節の応接と対外防衛を担ったため「遠の朝廷」と呼ばれた。白村江敗戦後には水城・大野城などが周辺に築かれた。
③ ❌ 誤答「東北経営の拠点」
東北経営の拠点は陸奥国府・鎮守府が置かれた多賀城である。西の外交・防衛を担う大宰府との地域対応が逆である。
④ ❌ 誤答「北海道の開拓」
北海道開拓を担当したのは明治政府が1869年に設置した開拓使である。古代九州の大宰府とは時代も地域も異なる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。