JT3-B11|歴史総合・日本史探究 対策問題
1428年に近江の馬借の蜂起をきっかけに広がり、「日本開白以来、土民蜂起是れ初め」と記された一揆はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
正長の土一揆
背景・因果
1428(正長元)年、近江坂本の馬借の蜂起をきっかけに、畿内の土民が徳政(借金帳消し)を求めて酒屋・土倉を襲った(正長の土一揆)。興福寺の僧が「日本開白以来、土民蜂起是れ初め」と記し、柳生の徳政碑文には債務破棄の成果が刻まれた。
覚えるポイント
「正長(1428年・徳政要求)」「山城(1485年・国人と農民の自治8年)」「加賀(1488年・一向宗門徒が守護を倒し約100年自治)」の3つの区別が最頻出。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「加賀の一向一揆」
加賀の一向一揆は1488年、一向宗門徒が守護富樫政親を倒し約一世紀自治した。主体も年代も正長の土一揆と異なる。
② ❌ 誤答「島原の乱」
島原の乱は1637〜38年、キリシタン農民や浪人らが島原・天草で幕府に抵抗した近世の一揆である。中世1428年の事件ではない。
③ ✅ 正解「正長の土一揆」
1428年の正長の土一揆は近江の馬借蜂起から畿内へ広がり、土民が土倉・酒屋を襲って徳政を要求した。日本初の大規模土一揆と記録された。
④ ❌ 誤答「山城の国一揆」
山城の国一揆は1485年、国人と農民が畠山両軍を退去させ約8年間自治した。1428年の徳政要求一揆ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。