JT3-C13歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

1837年に「救民」を掲げて大坂で武装蜂起した、元大坂町奉行所与力の陽明学者はだれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

大塩平八郎

背景・因果

天保の飢饉で困窮する民衆を前に、豪商が米を買い占め奉行所が有効な救済をしないことに憤った元与力の陽明学者大塩平八郎は、1837年に「救民」の旗を掲げて大坂で蜂起した。乱は半日で鎮圧されたが、幕府の元役人が直轄都市で起こした反乱は幕府に大きな衝撃を与え、各地に生田万の乱などの影響が広がった。

覚えるポイント

「元幕臣が大坂で」という点が衝撃の核心。同時期のモリソン号事件・蛮社の獄とあわせて「天保期=内憂外患」の枠組みで問われる。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「生田万」
生田万は大塩の乱に呼応する形で越後柏崎の代官所を襲撃した人物である。大坂で蜂起した元与力ではない。

② ❌ 誤答「由井正雪」
由井正雪は1651年の慶安事件で幕府転覆を計画した軍学者である。大塩の乱より約186年前である。

③ ❌ 誤答「天草四郎」
天草四郎は1637年の島原・天草一揆の指導者とされる。大坂町奉行所与力でも陽明学者でもない。

④ ✅ 正解「大塩平八郎」
大塩平八郎は元大坂町奉行所与力の陽明学者で、天保の飢饉下で奉行所を批判し1837年に救民を掲げ蜂起した。幕府役人出身者の反乱として衝撃を与えた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

JT3-C12JT3-C14