JT3-C14|歴史総合・日本史探究 対策問題
江戸時代の大坂について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
諸藩の蔵屋敷が集中し、「天下の台所」と呼ばれる商業の中心だった
背景・因果
大坂には諸藩の蔵屋敷が置かれ、年貢米や特産物(蔵物)が集散する「天下の台所」として全国の物価の基準となった。堂島の米市場では先物取引も行われた。江戸は「将軍のお膝元」の政治都市、京都は朝廷と文化の都市で、三都はそれぞれ性格が異なった。
覚えるポイント
「三都の性格の違い」と「蔵物(年貢米など)と納屋物(民間商品)の区別」が頻出。堂島米市場の先物取引は世界的にも早い例として資料問題に登場する。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「天皇と公家が住む文化の中心だった」
天皇・公家が住み朝廷文化の中心だったのは京都である。大坂との都市機能を取り違えている。
② ❌ 誤答「対外貿易の唯一の窓口だった」
対外貿易の主要窓口は長崎で、ほかに対馬・薩摩・松前もあった。大坂は唯一の対外窓口ではない。
③ ✅ 正解「諸藩の蔵屋敷が集中し、「天下の台所」と呼ばれる商業の中心だった」
大坂には諸藩の蔵屋敷が集中し、年貢米や特産物が取引されたため「天下の台所」と呼ばれた。堂島米市場も発達した。
④ ❌ 誤答「「将軍のお膝元」と呼ばれる政治の中心だった」
「将軍のお膝元」と呼ばれ幕府政治の中心だった都市は江戸である。大坂は商業・物流の中心だった。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。