JT2-B09|歴史総合・日本史探究 対策問題
室町時代の国人一揆について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
在地武士たちが対等な立場で盟約を結び、紛争解決や守護への対抗にあたった
背景・因果
国人一揆は在地領主(国人)たちが対等の盟約で結んだ連合で、一揆契状に円形に署名する傘連判はその平等性を示す。守護の支配に対抗する力ともなった。
覚えるポイント
「一揆=暴動」ではなく本来は「心を一つにした結合」を指す。土一揆・国一揆・一向一揆それぞれの主体の違いを整理。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「在地武士たちが対等な立場で盟約を結び、紛争解決や守護への対抗にあたった」
国人一揆は在地武士である国人が対等な盟約を結び、相互の紛争解決や守護への対抗を行った連合である。傘連判状は構成員の対等性を示す。
② ❌ 誤答「農民だけで結成された宗教組織である」
農民だけの宗教組織ではなく、主体は在地領主・武士の国人である。農民主体の土一揆や浄土真宗門徒の一向一揆と区別する。
③ ❌ 誤答「幕府が命令して作らせた軍団である」
幕府命令で編成された正規軍ではなく、国人たちが自主的な契状で結んだ連合である。場合によっては守護・幕府の支配へ対抗した。
④ ❌ 誤答「商人の同業組合である」
商人の同業組合は座であり、国人一揆ではない。経済的同業者と、領域支配を行う在地武士という構成員の違いがある。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。