JH-B3-13|歴史総合・日本史探究 対策問題
室町時代の日朝関係について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
対馬の宗氏を仲介として貿易が行われ、朝鮮からは木綿が大量に輸入された
背景・因果
朝鮮王朝は倭寇対策として通交を制度化し、対馬の宗氏が仲介した。輸入品の中心は木綿で、衣料として日本の生活を大きく変えた。倭寇の根拠地と誤認された対馬が攻められた応永の外寇(1419年)、居留民の反乱である三浦の乱(1510年)も関連事項。
覚えるポイント
核となる対応:「対馬の宗氏を仲介として貿易が行われ、朝鮮からは木綿が大量に輸入された」。室町期の日朝貿易は対馬の宗氏が仲介し、朝鮮から大量に輸入された木綿は日本の衣生活を変えた。倭寇対策と通交制度化の関係も背景にある。
混同防止「日本と朝鮮の間には一切の交流がなかった」:日本と朝鮮の間では宗氏を介した貿易や使節往来が続いた。応永の外寇や三浦の乱のような対立も、交流が存在したからこそ起きた。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「日本と朝鮮の間には一切の交流がなかった」
日本と朝鮮の間では宗氏を介した貿易や使節往来が続いた。応永の外寇や三浦の乱のような対立も、交流が存在したからこそ起きた。
② ❌ 誤答「朝鮮からの主な輸入品は鉄砲であった」
鉄砲は1543年にポルトガル人を通じて種子島へ伝わった。朝鮮からの日朝貿易の主要輸入品は木綿だった。
③ ❌ 誤答「日朝貿易は幕府が完全に独占し、大名や商人は参加できなかった」
宗氏や博多商人なども日朝貿易に関与し、幕府だけの完全独占ではない。朝鮮側も貿易相手や港を統制しながら通交した。
④ ✅ 正解「対馬の宗氏を仲介として貿易が行われ、朝鮮からは木綿が大量に輸入された」
室町期の日朝貿易は対馬の宗氏が仲介し、朝鮮から大量に輸入された木綿は日本の衣生活を変えた。倭寇対策と通交制度化の関係も背景にある。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。