JT2-B19|歴史総合・日本史探究 対策問題
『一寸法師』『浦島太郎』などを含む室町時代の読み物を何というか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
御伽草子
背景・因果
御伽草子は室町期に広まった短編の絵入り読み物で、庶民や動物が主人公になるものも多い。文化の担い手が庶民へ広がったことを示す。
覚えるポイント
浮世草子(井原西鶴・元禄期)との混同が定番のひっかけ。「御伽=室町、浮世=江戸」と時代で区別。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「浮世草子」
浮世草子は江戸元禄期の町人文学で、井原西鶴の作品などが代表である。室町期の御伽草子より後のジャンルである。
② ❌ 誤答「黄表紙」
黄表紙は江戸後期、18世紀後半に流行した絵入りの洒落・風刺的読み物である。室町時代の物語とは年代が異なる。
③ ❌ 誤答「軍記物語」
軍記物語は『平家物語』『太平記』など合戦・武士を描く作品群である。『一寸法師』など庶民的短編をまとめる名称ではない。
④ ✅ 正解「御伽草子」
『一寸法師』『浦島太郎』など室町期に広まった短編の絵入り物語を御伽草子という。庶民や動物も主人公となり、文化の担い手の広がりを示す。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。