JT2-B20|歴史総合・日本史探究 対策問題
上杉憲実が再興し、「坂東の大学」とも評された教育機関はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
足利学校
背景・因果
足利学校(下野国)は15世紀に関東管領上杉憲実が再興し、全国から禅僧・武士が集まって易学などを学んだ。ザビエルが「坂東の大学」と紹介したことでも知られる。
覚えるポイント
綜芸種智院は空海(平安初期)、昌平坂学問所は江戸幕府、適塾は幕末。教育機関の時代対応は定番の整序問題。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「昌平坂学問所」
昌平坂学問所は江戸幕府が林家の私塾を官学化した朱子学の教育機関である。室町期の上杉憲実ではなく江戸時代の幕府と結び付く。
② ❌ 誤答「適塾」
適塾は江戸後期に緒方洪庵が大坂で開いた蘭学塾で、福沢諭吉らを輩出した。15世紀関東の教育機関ではない。
③ ❌ 誤答「綜芸種智院」
綜芸種智院は9世紀に空海が京都で開いた庶民教育の場である。上杉憲実が再興した室町期の足利学校より約六世紀早い。
④ ✅ 正解「足利学校」
下野国の足利学校は15世紀に関東管領上杉憲実が再興し、禅僧・武士らが易学などを学んだ。ザビエルが「坂東の大学」と紹介したことで知られる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。