JT2-B07歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

建武の新政で所領関係の裁判を担当した機関はどれか。

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正解: 3

正解

雑訴決断所

背景・因果

建武政権は重要政務の記録所、所領裁判の雑訴決断所、軍事の武者所などを置いた。しかし恩賞の不公平や訴訟の停滞で武士の不満が高まり、政権は2年余りで崩れた。

覚えるポイント

「二条河原落書」が新政の混乱を風刺した史料として頻出。機関名は問注所(鎌倉幕府)との区別を確実に。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「評定所」
評定所は鎌倉幕府で評定衆の合議・裁判を行う機関として整備された。建武政権で所領裁判を担当したのは雑訴決断所である。

② ❌ 誤答「記録荘園券契所」
記録荘園券契所は後三条天皇が1069年に設け、荘園領主の証文を審査した機関である。14世紀の建武政権より約三世紀前である。

③ ✅ 正解「雑訴決断所」
建武政権は所領関係の訴訟を扱う雑訴決断所を置いた。記録所が重要政務、武者所が軍事を担ったが、訴訟停滞や恩賞不公平が武士の不満を招いた。

④ ❌ 誤答「問注所」
問注所は源頼朝が鎌倉幕府に置いた訴訟機関で、建武の新政の機関ではない。鎌倉幕府と建武政権の機関名を区別する必要がある。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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