JT2-B06|歴史総合・日本史探究 対策問題
鎌倉後期の皇位継承について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
持明院統と大覚寺統が交代で皇位につく両統迭立が行われた
背景・因果
皇統が持明院統と大覚寺統に分かれ、幕府の調停で交代で即位する両統迭立となった。大覚寺統の後醍醐天皇がこの慣行を破ろうとしたことが、討幕運動の一因である。
覚えるポイント
両統迭立→建武の新政→南北朝分裂(持明院統=北朝・大覚寺統=南朝)と一本の線でつながる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「皇位は くじ引きで決められた」
皇位をくじで決める制度ではない。くじで選ばれたことで知られるのは室町幕府6代将軍足利義教で、皇位継承との混同である。
② ❌ 誤答「幕府が天皇を廃止した」
鎌倉幕府は皇位継承へ介入・調停したが、天皇制そのものを廃止していない。両統が皇位をめぐって併存したことが前提である。
③ ❌ 誤答「女性天皇が連続して即位した」
この時期の争点は持明院統・大覚寺統の二皇統の交代であり、女性天皇の連続即位ではない。皇統の系譜と性別を取り違えている。
④ ✅ 正解「持明院統と大覚寺統が交代で皇位につく両統迭立が行われた」
鎌倉後期には皇統が持明院統と大覚寺統に分かれ、幕府の調停で交互に即位する両統迭立が行われた。後醍醐天皇の討幕と南北朝分裂へつながる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。