JT2-B18|歴史総合・日本史探究 対策問題
宗祇の業績として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
正風連歌を確立し、『新撰菟玖波集』を撰した
背景・因果
宗祇は連歌を和歌に並ぶ芸術に高め(正風連歌)、**『新撰菟玖波集』**を撰し、弟子と『水無瀬三吟百韻』を詠んだ。連歌師は諸国を旅し、文化の伝播者でもあった。
覚えるポイント
連歌はのちに俳諧連歌(宗鑑)→俳諧(芭蕉)へ発展する。「座の文芸」として身分をこえて広がった点が問われる。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「正風連歌を確立し、『新撰菟玖波集』を撰した」
宗祇は室町期に正風連歌を確立し、『新撰菟玖波集』を撰した連歌師である。『水無瀬三吟百韻』などを通じ、諸国へ連歌文化を広めた。
② ❌ 誤答「水墨画を大成した」
水墨画を大成した代表は雪舟で、宗祇の専門は連歌である。絵画と文芸の分野を取り違えている。
③ ❌ 誤答「能を大成した」
能を大成したのは観阿弥・世阿弥父子で、足利義満の保護を受けた。宗祇は能役者ではなく15世紀の連歌師である。
④ ❌ 誤答「浄瑠璃の脚本を書いた」
浄瑠璃脚本で著名なのは江戸時代の近松門左衛門である。宗祇より時代が後で、作品分野も連歌とは異なる。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。