JT2-B10歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

中世の遠隔地取引で使われた「割符」の説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

現金輸送を避けるための為替手形

背景・因果

割符は遠隔地への送金を手形で代用する為替の仕組みで、現金輸送の危険を避けられた。年貢の銭納化と商業の発達が背景にある。

覚えるポイント

為替の担い手が問屋や土倉などの商人・金融業者だった点も重要。江戸時代の両替商による為替へと発展する。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「現金輸送を避けるための為替手形」
割符は遠隔地への現金輸送を避け、別の場所で換金できる為替手形として用いられた。年貢の銭納化と商業・金融の発達が背景にある。

② ❌ 誤答「土地の権利証」
土地の権利を証明する文書ではなく、送金・決済に用いる信用手段である。土地支配ではなく商取引上の危険回避が目的だった。

③ ❌ 誤答「通行許可証」
関所通過を認める通行許可証ではない。割符は現金を運ぶ危険を避けるため、商人・金融業者を介して決済する手形である。

④ ❌ 誤答「身分証明書」
個人の身分や所属を証明する文書ではなく、金銭債権を示す為替手形である。用途が本人確認ではなく遠隔地決済にある。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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