JT2-C04|歴史総合・日本史探究 対策問題
オランダ風説書について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
オランダ商館長が幕府に提出した海外情報の報告書
背景・因果
オランダ風説書は、オランダ商館長が来航のたびに幕府へ提出した海外情勢の報告書で、幕府は「鎖国」下でも世界の動きを把握していた。アヘン戦争の情報も別段風説書で詳しく伝えられた。
覚えるポイント
「幕府は情報を独占していた」点が核心。天保の薪水給与令への政策転換は、この情報ルートが機能した例。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「オランダ商館長が幕府に提出した海外情報の報告書」
オランダ風説書は長崎出島のオランダ商館長が世界情勢を幕府へ報告した文書である。「鎖国」下で幕府が海外情報を得る重要な経路だった。
② ❌ 誤答「オランダが日本の庶民に配った新聞」
風説書は幕府へ提出する報告で、日本の庶民へ配布する新聞ではない。内容は幕府の対外判断に利用された。
③ ❌ 誤答「幕府がオランダに送った国書」
作成・提出の方向が逆で、オランダ商館側から幕府へ海外情報を届けた文書である。幕府がオランダ王へ送る外交国書ではない。
④ ❌ 誤答「長崎の町人が書いた旅行記」
長崎町人の旅行体験を記した紀行文ではなく、オランダ商館が海外の政治・戦争・船舶情報をまとめた報告書である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。