JT2-C05|歴史総合・日本史探究 対策問題
琉球王国が江戸へ派遣した使節の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
国王代替わりの謝恩使と、将軍代替わりの慶賀使
背景・因果
薩摩支配下の琉球は、国王の代替わりに謝恩使、将軍の代替わりに慶賀使を江戸へ送った。異国風の装いをさせて幕府の威光を示す「異国使節」として演出された。
覚えるポイント
朝鮮の通信使との混同に注意。琉球は「幕藩体制内の異国」という二重の位置づけ(日中両属)が最大の論点。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「朝貢使と勘合使」
朝貢使は中国皇帝への朝貢、勘合使は日明勘合貿易に関わる呼称である。琉球から江戸への使節名ではない。
② ❌ 誤答「通信使と回答兼刷還使」
通信使と回答兼刷還使は朝鮮から日本へ派遣された使節である。琉球使節との地域対応が異なる。
③ ❌ 誤答「遣唐使と遣明使」
遣唐使・遣明使は古代・中世に日本から中国へ派遣された使節である。近世琉球が江戸へ送った謝恩使・慶賀使とは時代も方向も違う。
④ ✅ 正解「国王代替わりの謝恩使と、将軍代替わりの慶賀使」
琉球王国は国王代替わりに謝恩使、江戸将軍代替わりに慶賀使を派遣した。薩摩藩の支配下にある琉球が江戸へ赴く使節である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。