PE6-033|公共・政治経済 対策問題
フィンテックについての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
金融と情報技術を融合させた革新的サービスの総称で、スマートフォン決済などがその例である
この問題のポイント
フィンテックの定義と具体例を問う問題。金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)の融合、という語源から判断できる。
解説
フィンテックとは、金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)を組み合わせた造語で、情報技術を活用した革新的な金融サービスの総称である。
代表例には次のようなものがある。
- スマートフォン決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済
- インターネット上で多数の人から少額資金を集めるクラウドファンディング
- 人工知能が資産運用を助言するロボアドバイザー
- ブロックチェーン技術を使う暗号資産の取引
従来は銀行など免許を持つ金融機関が担ってきたサービスに、情報技術系の企業が参入し、金融業の構造を変えつつある。
日本のキャッシュレス決済比率は上昇を続け、2024年には4割を超えた。政府も普及を後押ししているが、韓国や中国に比べればなお低く、災害時の決済手段の確保や情報セキュリティ、高齢者への配慮などの課題も指摘されている。
ひっかけポイント
フィンテックは店舗拡充や規制強化ではなく「技術による金融サービスの革新」。クラウドファンディングや暗号資産まで含む広い概念である。
選択肢の確認
①「政府が金融市場への規制を強化する政策のことである」
❌ 誤り。
フィンテックは民間の技術革新であり、政府の規制強化策のことではない。
②「金本位制に復帰しようとする国際的な運動のことである」
❌ 誤り。
金本位制への復帰運動とフィンテックはまったく無関係である。
③「金融と情報技術を融合させた革新的サービスの総称で、スマートフォン決済などがその例である」
✅ 正しい。
正解。フィンテックは金融と情報技術を融合した革新的サービスの総称であり、スマートフォン決済やクラウドファンディングなどが例である。
④「金融機関の店舗数を増やして対面サービスを拡充する取組みのことである」
❌ 誤り。
フィンテックは情報技術による非対面・低コストのサービス拡大が特徴であり、店舗網の拡充とは方向が異なる。
覚えるポイント
- フィンテック=金融×情報技術の革新的サービス
- 例はキャッシュレス決済・クラウドファンディングなど
- 日本のキャッシュレス比率は2024年に4割超
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。