BI-X3-RESPIRATION-02|生物 対策問題
好気呼吸中の細胞へ電子伝達系の末端阻害剤を加えると、酸素消費が止まりNADHが増えた。最も適切な説明はどれか。
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正解: 2
解き方
末端電子受容体O₂への流れを止めたとき、上流の還元型NADHとプロトン勾配がどう変わるかを逆向きに追う。
正解の根拠
「NADHから酸素への電子移動が止まり、NAD⁺再生が滞った」
電子をO₂へ渡せずNADHをNAD⁺へ酸化できないのでNADHが蓄積し酸素消費も止まる。
誤答の理由
- 「酸素が解糖系の基質なので解糖系だけが止まった」:酸素は解糖系の直接基質でなく、電子伝達系の最終電子受容体である。
- 「NADHの酸化が速くなった」:NADH酸化が速いならNADHは減るはずで、観測と逆である。
- 「H⁺勾配が大きくなりATP合成が増えた」:電子伝達停止でH⁺汲み出しが低下し、勾配とATP合成は減少する。
覚えるポイント
電子伝達系ではNADH等の電子が最終的にO₂へ渡り、H⁺勾配を介してATP合成を駆動する。
共通テストでの解き方
経路阻害では阻害点より上流が蓄積、下流が減少するという原則で読む。