BI-FND-MOL-RESP-03|生物 対策問題
好気呼吸中の細胞への酸素供給を止めると、電子伝達系へ電子を渡す還元型の物質が増加した。この結果を最もよく説明するものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
解き方
酸素が電子伝達系の最終電子受容体であることから、供給停止時に電子の流れの上流がどうなるか考える。
正解の根拠
「電子の最終的な受け取り手がなくなり、電子伝達系への電子の流れが滞った」
酸素が電子を受け取れないと電子伝達が滞り、上流で電子を渡す還元型物質が酸化されにくくなる。
誤答の理由
- 「酸素がないと電子の流れだけが速まり、還元型の物質が新しく合成された」:酸素がないと電子伝達は進みにくくなるため、電子の流れだけが速まるという説明は変化の向きと逆である。
- 「酸素はグルコースの炭素を受け取るため、停止すると炭素がすべて還元型物質へ入った」:グルコースの炭素は主に二酸化炭素へ移り、酸素は炭素ではなく電子の最終的な受け取りに関わる。
- 「酸素供給の停止によって光合成が始まり、その光反応で還元型物質が増えた」:呼吸中の細胞で酸素を止めた実験であり、光や葉緑体の条件は示されていないため光合成では説明できない。
覚えるポイント
好気呼吸では酸素が最終電子受容体となり、上流の物質が電子を次々に渡せる状態を保つ。
共通テストでの解き方
経路阻害の資料では、止めた位置の直前にある物質が増え、直後の生成物が減るという基本で追う。