BI-X4-DEVELOPMENT-02生物 対策問題

生物. 遺伝情報の発現と発生発生と遺伝子発現

同じ誘導組織を、発生初期と後期の予定表皮へそれぞれ移植した。初期の予定表皮は神経へ分化したが、後期では分化しなかった。最も適切な説明はどれか。

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正解: 2

解き方

誘導組織は同じで、予定表皮の発生時期だけが異なる。反応の差を、受け手側の状態の違いとして考える。

正解の根拠

「誘導シグナルへ応答できる時期が限られていた」

同じ誘導組織でも初期だけ分化したため、予定表皮がシグナルを受け取って応答できる期間に限りがあると考えられる。

誤答の理由

  • 「誘導組織のDNAが初期の予定表皮だけへ移動した」:移植した誘導組織からDNAが予定表皮へ移ったという測定はなく、誘導は通常シグナルによる発現変化で起こる。
  • 「後期の予定表皮は遺伝情報を全くもたない」:後期の細胞も分化した細胞としてDNAをもち、遺伝情報が全くないという説明は不適切である。
  • 「細胞が誘導へ応答する能力は発生時期と無関係である」:初期と後期で応答が異なったため、発生時期と無関係という説明は結果に反する。

覚えるポイント

発生中の細胞は、同じ誘導シグナルにいつでも同じように応答するとは限らない。受容体や転写因子の状態が時期によって変化する。

共通テストでの解き方

移植実験は『信号を送る側』と『受け取る側』のどちらを変えたかを確認する。本問では受け手の時期だけが異なる。

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