BI-DEVELOPMENT-04|生物 対策問題
図3は神経管内のタンパク質Xの濃度勾配、図4は未分化細胞を各濃度のXで培養したときに生じたニューロンB・Cの細胞数を示す。最も適切な考察はどれか。

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正解: 1
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、図4でCが多い10〜20 ng/mLとBが多い40〜80 ng/mLを読み、図3の腹側ほど高いX濃度勾配と対応させるという手順で判定する。
正解の根拠
「ニューロンCはBより低いX濃度域で多く生じ、Xの濃度勾配が細胞へ位置情報を与える可能性がある」
CはBより低いX濃度域で多く、Bはより高い濃度域で多いので、細胞がX濃度を読み分けて位置に応じた運命を選ぶ可能性と整合する。
誤答の理由
- 「ニューロンBはCより低いX濃度域で多く生じるため、神経管の背側だけで誘導される」:図4では低濃度側10〜20 ng/mLで多いのはC、高濃度側40〜80 ng/mLで多いのはBであり、選択肢は両者の関係を逆にしている。
- 「BとCの細胞数はいずれも同じX濃度で最大になり、濃度による分化の違いは見られない」:BとCの細胞数が最大になるX濃度域はそれぞれ40〜80 ng/mL付近と10〜20 ng/mL付近で異なるため、濃度による分化差がないとはいえない。
- 「横軸が対数表示なので、BとCが多く生じる濃度域を比較することはできない」:対数軸は等間隔が等しい倍率を表すだけで、各目盛の濃度値やB・Cが多い濃度域は比較できる。
覚えるポイント
必ず覚える:図4でCが多い10〜20 ng/mLとBが多い40〜80 ng/mLを読み、図3の腹側ほど高いX濃度勾配と対応させる。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:図をまたぐ問題は、まず各図を独立に言語化してから対応づける。濃度勾配による位置情報はモルフォゲンの代表的な考え方。