BI-PAST-R8-PROTEIN-DOMAIN生物 対策問題

生物. 遺伝情報の発現と発生発生と遺伝子発現

図4・表1で、B:1–202を指定するmRNAはタンパク質Cの分布と幼虫の形態を回復させたが、B:77–202を指定するmRNAは回復させなかった。この結果から最も適切にいえることはどれか。

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正解: 3

解き方

回復した断片B:1–202と、回復しなかった断片B:77–202を比較します。両者に共通する77–202では回復せず、両者の差である1–76を含むと回復したため、1–76を含む領域が必要だと推定します。同時に、回復した1–202に含まれない203–489は、この条件での回復には必須でないと判断します。

正解の根拠

「示された回復には、タンパク質Bの1〜76番のアミノ酸を含む領域が必要である」

1–202では回復し、そこから1–76を除いた77–202では回復しません。したがって、示された機能には1–76を含む領域が必要です。ただし1–76だけを発現させた実験ではないので、この領域だけで十分とはまだいえません。

誤答の理由

  • 「示された回復には、203〜489番の領域が必須である」:203–489を含まない1–202だけで分布と形態が回復しています。よって、少なくともこの実験条件では203–489は必須ではありません。
  • 「77〜202番の領域だけで正常な分布と形態を回復できる」:77–202を指定するmRNAでは回復しなかったことが表に示されています。実験結果を正反対に述べています。
  • 「タンパク質Bのどの領域もタンパク質Cの分布に影響しない」:タンパク質Bの断片によってタンパク質Cの分布と幼虫の形態が回復しているため、Bの領域がCの分布に影響しないという結論は成立しません。

覚えるポイント

欠失実験では『ある領域を除くと機能が失われる=その領域は必要』と判断できる。一方、『その領域だけで機能する=十分』を示すには、その領域だけを用いた実験が必要である。

共通テストでの解き方

断片を区間図にして、回復したものを○、しないものを×と書きます。○と×の最小の差を探すと必要領域を絞れます。必要条件・十分条件・必須でない領域を区別し、『だけで十分』『全く影響しない』など実験以上に強い表現を警戒しましょう。

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