BI-X3-REGULATION-03生物 対策問題

生物. 遺伝情報の発現と発生遺伝子の発現調節

遺伝子Aの上流配列にタンパク質Xが結合していた。Xを働かなくするとAのmRNA量は正常時の20%となり、正常なXを戻すと95%まで回復した。最も適切な推論はどれか。

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正解: 3

解き方

Xの機能の有無とAのmRNA量を対応させ、Xが転写を促す側か抑える側かを判断する。

正解の根拠

「XはAの転写を促進する調節に関わる」

Xを失うとmRNAが20%へ低下し、Xを戻すと95%へ回復するため、Xは転写促進に必要な因子と考えられる。

誤答の理由

  • 「XはAのDNAを全て分解する」:Xを戻したときmRNA量が回復しており、AのDNAを全て分解するという説明とは合わない。
  • 「Xを働かなくするとAの転写は5倍に増える」:Xを働かなくしたときmRNAは100%から20%へ減っており、5倍の増加ではない。
  • 「mRNA量の変化は遺伝子発現と無関係である」:mRNA量は転写の結果を反映する測定値であり、Xの操作と対応して変化している。

覚えるポイント

転写因子はDNAの調節配列へ結合し、遺伝子ごとの転写量を増減させる。機能を失わせ、戻す実験で役割を検討できる。

共通テストでの解き方

基準を100%として増減の向きを先に決める。結合しているという事実だけでなく、機能を変えた結果を因果判断に使う。

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