BI-FND-GEN-012|生物 対策問題
細胞へ物質Yを加えると、遺伝子GのmRNA量は対照と同じだったが、新しく合成されたGタンパク質量は対照の10%になった。最も適切な推論はどれか。
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正解: 2
解き方
問われている基本概念を一つ特定し、問題文の条件をその概念に対応させます。数値や比較がある場合は、与えられた値だけを使って一段階ずつ判断します。最初から選択肢の細部を見るのではなく、正解に必要な用語・式・因果関係を短く言い換えてから照合すると、もっともらしい誤答に引っ張られにくくなります。
正解の根拠
「Yは転写後の翻訳過程を妨げた可能性がある」が正解です。mRNAは保たれ、タンパク質合成だけが低下したため、翻訳段階の阻害と整合する。
誤答の理由
- 「YはGの転写を完全に止めた」:転写が完全に止まったなら、新しく作られるmRNA量の低下が予想される。
- 「YによりGのDNAが全て消失した」:DNA消失を測定した結果はなく、GのmRNAが保たれた事実とも合いにくい。
- 「mRNA量とタンパク質合成量は常に同じになる」:翻訳が阻害されれば、mRNAがあってもタンパク質合成量は低下し得る。
覚えるポイント
DNA量・mRNA量・タンパク質量は別の測定値であり、変化した段階から阻害位置を絞れる。
共通テストでの解き方
まずmRNAが変化したかを確認し、転写と翻訳のどちらに直接影響したかを切り分ける。 正答を選んだ後は、残りの選択肢が「因果が逆」「対象や段階が違う」「資料から断定できない」のどれに当たるかも確かめます。この確認を習慣にすると、同じ基本概念を未知の図表や実験条件に適用する問題にもつながります。