BI-FND-GEN-011生物 対策問題

生物. 遺伝情報の発現と発生

カエルの分化した腸の細胞から核を取り出し、核を除いた未受精卵へ移したところ、一部が個体まで発生した。この結果が最も強く支持するものはどれか。

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正解: 3

解き方

問われている基本概念を一つ特定し、問題文の条件をその概念に対応させます。数値や比較がある場合は、与えられた値だけを使って一段階ずつ判断します。最初から選択肢の細部を見るのではなく、正解に必要な用語・式・因果関係を短く言い換えてから照合すると、もっともらしい誤答に引っ張られにくくなります。

正解の根拠

「分化した細胞の核にも、個体形成に必要な遺伝情報が広く保たれている」が正解です。分化した細胞の核で個体発生が可能だったため、個体形成に必要な遺伝情報が広く保持されることを支持する。

誤答の理由

  • 「腸の細胞だけがDNAをもつ」:腸以外の体細胞もDNAをもつため、腸の細胞だけに限定できない。
  • 「分化すると不要な遺伝子は全て核から失われる」:個体形成を支えた結果は、不要な遺伝子が全て失われるという説明と矛盾する。
  • 「卵の細胞質は発生に影響しない」:核移植後の発生には卵の細胞質に含まれる因子も関わるため、無関係とはいえない。

覚えるポイント

細胞分化は通常、DNAの喪失ではなく、発現する遺伝子の組合せの違いで生じる。

共通テストでの解き方

移植した核と残した卵細胞質を区別し、実験が直接支持する最小限の結論を選ぶ。 正答を選んだ後は、残りの選択肢が「因果が逆」「対象や段階が違う」「資料から断定できない」のどれに当たるかも確かめます。この確認を習慣にすると、同じ基本概念を未知の図表や実験条件に適用する問題にもつながります。

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