BI-ORIGIN-02|生物 対策問題
葉緑体の起源を調べるため、葉緑体・シアノバクテリア・真核細胞の核にある相同な遺伝子の塩基配列を比較した。細胞内共生説を最も強く支持する結果はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
解き方
葉緑体がシアノバクテリアに近縁な祖先に由来するなら、同じ由来の遺伝子配列も両者で最も似ると予測する。
正解の根拠
「葉緑体の配列がシアノバクテリアの配列に最も近い」
葉緑体の相同配列がシアノバクテリアに最も近いことは、両者の近縁性と細胞内共生起源を強く支持する。
誤答の理由
- 「葉緑体からDNAが全く検出されない」:葉緑体には独自DNAがあるため、『DNAが全く検出されない』結果は独自ゲノムを根拠とする共生説を支持しない。
- 「葉緑体の配列がどの生物とも共通しない」:どの生物とも共通しない配列では、葉緑体とシアノバクテリアの系統的な結び付きを示せない。
- 「核と葉緑体の配列が必ず完全に同一である」:共生後には核と葉緑体で別々に変化が蓄積するため、両配列が完全同一である必要はない。
覚えるポイント
独自DNA、70Sリボソーム、二分裂、分子系統が共生説の証拠。
共通テストでの解き方
比較するのは同じ由来の相同領域であり、配列類似は『支持』であって単独での証明ではない。