BI-INTEGRATED-01|生物 対策問題
野生型と変異型の酵素を同量ずつ精製して反応速度を比較した。高基質濃度での最大速度は野生型100、変異型48であった。一方、細胞内のmRNA量と酵素タンパク質量は両型で同じだった。最も適切な解釈はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
解き方
mRNA量・タンパク質量・同量精製酵素の最大速度を別々に比べ、量の差か1分子当たりの機能差かを切り分ける。
正解の根拠
「変異により酵素1分子当たりの触媒機能が低下した可能性が高い」
同じ量の精製酵素で最大速度が100から48へ低下したため、変異により酵素1分子当たりの触媒機能が低下した可能性が高い。
誤答の理由
- 「変異型では転写量だけが低下した」:両型でmRNA量が同じなので、変異型だけ転写量が低下したという説明は測定結果と矛盾する。
- 「変異型では酵素タンパク質が全くつくられていない」:変異型でも酵素タンパク質量は野生型と同じと測定されており、全く合成されていないわけではない。
- 「最大速度の差はDNA量が半分になったことを必ず示す」:最大速度は酵素量や触媒能で決まる指標であり、その差だけから細胞のDNA量が半分になったとは判断できない。
覚えるポイント
発現解析ではmRNA量、タンパク質量、酵素の比活性を分けて考える。
共通テストでの解き方
変わらなかった指標を先に消去条件にし、変化した段階に原因候補を絞る。