BI-FND-MOL-PROTEIN-05|生物 対策問題
同量の基質を含む二つの反応液へ酵素を相対量1または2だけ加えた。生成物量は1分後に20と38、30分後にはどちらも100となり、その後は変化しなかった。最も適切な解釈はどれか。
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正解: 4
解き方
短時間後の生成物量と、反応が十分進んだ後の生成物量を分け、酵素量が速度と最終量のどちらへ影響したか考える。
正解の根拠
「酵素量を増やすと初期の反応は速まったが、基質量が同じなので十分後の生成物量は同じになった」
1分後は酵素量2の方が生成物を多くつくるが、同量の基質が使われた30分後には両方とも100へ達している。
誤答の理由
- 「酵素量を2倍にすると、十分後の生成物量も必ず2倍になった」:30分後の生成物量はどちらも100であり、酵素量を2倍にしても最終量は2倍になっていない。
- 「1分後の生成物量が異なるため、二つの反応液に入れた基質量も必ず異なる」:問題文で基質量は同じと示されており、1分後の差は反応の進む速さの違いで説明できる。
- 「30分後の値が同じなので、酵素は反応速度に影響しなかった」:1分後には20と38の差があるため、酵素量が初期の反応速度へ影響しなかったとはいえない。
覚えるポイント
酵素は反応を速めるが、同じ量の基質がすべて反応したときの生成物量を増やす物質ではない。
共通テストでの解き方
時間経過表では、初期の傾きと最後の到達値を分け、速度の差か物質量の差かを判断する。