BI-X3-PROTEINS-01|生物 対策問題
基質を十分に含む同じ反応液で、酵素量を相対値1、2、4とすると、初速度は15、30、59だった。この結果から最も適切にいえることはどれか。
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正解: 3
解き方
酵素量と初速度の組を対応させ、酵素量を2倍にしたとき速度もおよそ2倍かを確かめる。
正解の根拠
「この範囲では、酵素量を増やすと反応できる活性部位が増え、初速度もほぼ比例して増えた」
1から2で15から30、2から4で30から59となり、測定誤差を考えればほぼ比例している。活性部位数の増加で説明できる。
誤答の理由
- 「酵素量を増やすほど初速度は必ず0へ近づく」:実際には酵素量を増やすと15、30、59へ増えており、0へ近づくという説明は逆である。
- 「酵素量を2倍にすると基質濃度も自動的に2倍になる」:実験では基質を十分に含む同じ反応液を用いており、酵素量の変更が基質濃度の自動的な倍加を意味しない。
- 「反応速度は酵素分子数と無関係である」:数値は酵素量とともに速度が変わることを示し、無関係という説明に反する。
覚えるポイント
基質が十分で他条件が同じなら、利用できる酵素分子数を増やすと、一定時間に進む反応数も増えやすい。
共通テストでの解き方
比例関係は一点で決めず、複数の倍率で確かめる。59を60とみなせる程度の測定のばらつきも考慮する。