BI-X3-PROTEINS-02生物 対策問題

生物. 生命現象と物質生命現象とタンパク質

酵素Eの初速度はpH3で8、pH7で50、pH10で5だった。EをpH10に10分間置いてからpH7へ戻すと、初速度は12までしか回復しなかった。最も適切な解釈はどれか。

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正解: 2

解き方

各pHでの速度に加え、pHを元へ戻した後に活性が回復したかを確認する。

正解の根拠

「強いアルカリ性条件でEの立体構造が変化し、pHを戻しても活性が十分回復しなかった可能性がある」

pH7で本来50だった速度が、pH10処理後は12にとどまるため、酵素の構造が持続的に変化した可能性と合う。

誤答の理由

  • 「EはpH10で最もよく働く」:pH10での速度5は三条件中で最も低く、最もよく働くという説明は数値と逆である。
  • 「pHを変えると酵素EがDNAへ変化する」:pHはタンパク質内の結合や電荷に影響するが、酵素分子をDNAへ変換するものではない。
  • 「pH7へ戻せば全ての酵素は必ず初速度50へ直ちに戻る」:実際には12までしか回復していないので、必ず完全回復するという説明は観察結果に反する。

覚えるポイント

酵素の活性は温度やpHに影響される。極端な条件で立体構造が変わると、条件を戻しても活性が回復しないことがある。

共通テストでの解き方

『その条件で速度が低い』ことと、『元へ戻しても低い』ことを分ける。後者は持続的な構造変化を考える手掛かりになる。

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