SG8-020|地理総合・地理探究 対策問題
ドットマップの説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
一定の数量を1つの点で表し、点の密集の度合いによって事象の分布を示す地図である
この問題のポイント
ドットマップの表現方法を問う。点の密集で分布の粗密を視覚的に示す、という特徴が判断の軸になる。
解説
ドットマップは、例えば「1つの点=牛1000頭」のように一定の数量を1つの**点(ドット)**で表し、事象が存在する場所に点を打っていく統計地図である。
最大の特徴は、分布の粗密がそのまま視覚化されることである。点が密集している場所は事象が集中し、まばらな場所は少ないことが一目でわかる。人口分布、家畜の飼育頭数、農作物の栽培地域など、分布の偏りを示したいときに適している。世界の人口分布図で東アジア・南アジアに点が密集している図は教科書の定番である。
区域単位で集計してしまう階級区分図と違い、区域内のどこに集中しているかまで表現できる利点がある。一方、正確な数値を読み取ることには向かない。
統計地図はそれぞれ得意な表現が異なるため、「分布の粗密=ドットマップ」「実数=図形表現図」「割合=階級区分図」「移動=流線図」という対応で整理しておきたい。
ひっかけポイント
塗り分けは階級区分図、線で結ぶのは等値線図、矢印は流線図。地図の種類と表現方法の対応の入れ替えに注意。
選択肢の確認
①「区域ごとの割合を色の濃淡で塗り分けた地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 区域ごとの割合を濃淡で塗り分けるのは階級区分図の説明である。
②「気温の等しい地点を線で結んだ地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 気温の等しい地点を結ぶのは等値線図(等温線図)の説明である。
③「貿易品の輸送経路を矢印の太さで表した地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 輸送経路を矢印の太さで表すのは流線図の説明である。
④「一定の数量を1つの点で表し、点の密集の度合いによって事象の分布を示す地図である」
✅ 正しい。
正解。ドットマップは一定数量を1つの点で表し、点の密集の度合いで分布の粗密を視覚化する統計地図である。
覚えるポイント
- ドットマップは点の密集で分布の粗密を表す
- 人口・家畜・農作物などの分布図に適する
- 区域内の偏りまで表せるが正確な数値は読めない
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。