SG8-019|地理総合・地理探究 対策問題
図形表現図の説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
円などの図形の大きさによって、区域ごとの生産量や人口などの絶対値を表す地図である
この問題のポイント
図形表現図の特徴を問う。図形の大小=量の大小、つまり絶対値の表現に適するという点が判断の軸。
解説
図形表現図は、円・正方形・棒などの図形を各区域に置き、その大きさによって統計値を表す地図である。
適しているのは、人口総数・農業生産量・工業出荷額のような絶対値(実数)である。図形の大小がそのまま量の大小を表すため、区域の面積に影響されずに量を比較できる。円を産業別の内訳で分割した円グラフを地図上に置けば、量と構成を同時に示すこともできる。
これに対し、割合や密度のような相対値は色の濃淡で塗り分ける階級区分図で表すのが原則である。この使い分けは統計地図の最重要ルールで、「実数は図形、割合は塗り分け」と覚えるとよい。
そのほかの統計地図として、点の密集で分布を表すドットマップ、等しい値の地点を結ぶ等値線図、移動を矢印で表す流線図があり、それぞれの特徴と適した統計の組み合わせが問われる。
ひっかけポイント
色の濃淡で表すのは階級区分図。図形表現図と階級区分図の説明の入れ替えが定番の出題パターンである。
選択肢の確認
①「色の濃淡によって、区域ごとの割合や密度を表す地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 色の濃淡で割合や密度を表すのは階級区分図の説明である。
②「等しい値の地点を線で結んで分布を表す地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 等しい値の地点を線で結ぶのは等値線図(等高線・等温線など)の説明である。
③「一定の間隔の格子ごとに統計値を表す地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 一定の格子ごとに統計値を表すのはメッシュマップの説明である。
④「円などの図形の大きさによって、区域ごとの生産量や人口などの絶対値を表す地図である」
✅ 正しい。
正解。図形表現図は円などの図形の大きさで人口総数や生産量などの絶対値を表し、面積の影響を受けずに量を比較できる。
覚えるポイント
- 図形表現図は図形の大きさで絶対値を表す
- 人口総数・生産量など実数の比較に適する
- 実数は図形、割合は塗り分け、と使い分ける
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。