SG2-A10|地理総合・地理探究 対策問題
図形表現図についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
各地域の統計数値の絶対量を、円や球などの図形の大きさによって表す統計地図である
この問題のポイント
主な統計地図の表現方法の区別を問う。「図形の大きさ=絶対量=図形表現図」という対応と、他の統計地図との違いがわかれば解ける。
解説
図形表現図は、都市や地域ごとの統計数値を、円・球・棒などの図形の大きさ(面積や体積)に比例させて地図上に示す統計地図である。
総人口・工業生産額・農産物の生産量のような**絶対値(実数)**の表現に適しており、どこにどれだけの量があるかを直感的に比較できる。円の内訳を扇形で示せば、産業別の構成なども同時に表現できる(円グラフ併用型)。
主な統計地図は表現方法とデータの性質で整理できる。
- 階級区分図:色の濃淡で塗り分け。相対値向き
- 図形表現図:図形の大きさ。絶対値向き
- ドットマップ:一定数量を1つの点で表し、分布の粗密を示す。絶対値向き
- 等値線図:等しい値の地点を結ぶ。気温(等温線)・降水量など連続的な値向き
- 流線図:矢印の向きと太さで人・物の移動を表す
共通テストでは、データと表現方法の組合せが適切かどうかを判断させる問題が頻出である。
ひっかけポイント
色の濃淡による塗り分けは階級区分図、線で結ぶのは等値線図、矢印は流線図。表現方法の説明を入れ替えた選択肢を、図形の「大きさ=量」という核心で見分ける。
選択肢の確認
①「人や物の移動の方向と量を、矢印の向きと太さで表す統計地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 矢印の向きと太さで移動を表すのは流線図の説明である。
②「各地域の統計数値の絶対量を、円や球などの図形の大きさによって表す統計地図である」
✅ 正しい。
正解。図形表現図は円や球などの図形の大きさを統計数値に比例させて描き、生産量や人口などの絶対値の比較に適する統計地図である。
③「人口密度などの相対値を、色の濃淡で塗り分けて表す統計地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 色の濃淡による塗り分けで相対値を表すのは階級区分図の説明である。
④「同じ値の地点を線で結んで、気温や降水量の分布を表す統計地図である」
❌ 誤り。
誤答理由: 等しい値の地点を線で結ぶのは等値線図(等温線・等降水量線など)の説明である。
覚えるポイント
- 図形表現図=図形の大きさで絶対量を表す
- 生産量・人口などの実数の比較に適する
- 統計地図は「データの性質×表現方法」の対応で覚える
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。